2015年9月8日火曜日

タイ、チェンマイでネットストアをオープンするということ。その2 Online store in Chiangmai ,part2



先日、記事を投稿した「タイ、チェンマイでネットストアをオープンするということ。その1。」
http://fromchiangmai.blogspot.jp/2015/07/online-store-in-chiangmai-part1.html
何名かの方々にご要望をいただいたので、もう少し続きを書きたいと思います。

私たちのオンラインストアでは、先月ついに、クレジットカード決済のほか、銀行振込みと、カウンターサービスの導入をしました。カウンターサービスとはあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、注文確認後に、スリップをプリントアウトして、Big Cや銀行のカウンターで代金を支払うというもの。プリントアウトして準備するというと少し面倒に思えますが、携帯電話の画面などをカウンターで見せても同様の処理ができ、ほとんどのタイ国内の銀行のカウンターで受け付けています。
このカウンターサービスは、ここタイでは一般的で、およそ50%がクレジットカード決済を利用し、残りは、銀行振り込みや、カウンターサービスを利用されるようです。







クレジットカードの普及率がまだ8%ほどのタイ国内では、銀行振込みや、カウンターサービスの選択肢は必要であると感じています。チェンマイへ移住しておよそ3年ですが、そもそもお金に対する考え方、商習慣が根本的に日本とは違っており、オンラインだけですべてが完結する日本のネットショップの現状とは別物のように感じています。人と人との触れ合いが時には心地よいタイ、とにかく便利な日本のオンラインストア。ここチェンマイで暮らしていて思うのは、日本の良さ、チェンマイの良さを気持ちよくミックスさせていきたいということです。


また先日ついに、日本語、英語に加え、タイ語バージョンを追加しました。
既存の日本語をそのまま翻訳するのではなく、できるだけタイ人の方にわかりやすく、まだまだ知られていない商品の良さを少しでも多くの方に知っていただきたいと思い、日本語堪能なタイ人スタッフを先頭に、みんなで創意工夫しながら翻訳を進めました。

SAL Laboratoriesのミッションには、以下のような一文があります。
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私たちはチェンマイの地で、世界各地で永らく育まれてきた、それぞれの文化と自然の知恵に裏打ちされた高い技術と美意識、そして私たちのものづくりに関わる全ての人々の固有性に敬意を払います。そして、このような文化と歴史と自然に培われ、深く生活に根ざした知恵と経験、身体に優しい自然素材を活かしながら製品を作ります。
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https://www.sallab.jp/index.php/sallaboratories/


私たちは、当然、製品を販売するオンラインストアでも同じミッションを掲げています。決して簡単なことではありませんが、チェンマイの地から発信する意義を感じながら、心地よく、気持よく、オンラインストアを運営できることに感謝しています。(Koichi Tanioka)