2013年6月3日月曜日

大切な私のiMac new mac and fabric cover


先日やっとスタッフのためのパソコンを新調しました。これまでもパソコンはあるにはあったのですが、でも要はそのレベル。それはタワー型のいまどき大きなパソコンで、モニターはブラウン管、OSは先日サポートが打ち切られたWindows XPでした。ネット回線は工場を建てた当初に“民間の業者”から引いてもらった電話線。TOT(所謂こちらの電電公社)に正式に頼んだら順番待ちで何ヵ月(もしくは1年以上?)待たされるわからない、ということで多少の予算が掛かりつつも、業者に頼んで電話線の架設から行った貴重なネットの生命線です。ちなみに当時、私たちの会社の周辺には電話線は来ていなかったとのこと。
そんな時代からあるパソコンですから、その遅さといったらなかなかのもの。「さて、いよいよ壊れたか」と心配になる頃合いに、じわっと画面が変わります。まあそれだけ使用頻度が少なかったからやってこれたわけで、とりあえずExcelとWordが動けばオーケーという事務機器でした。

私たちは自前のMacBook Airを毎日携えて出勤し、仕事にもそれを使っていますが、スタッフたちのパソコン環境はいい加減改善しなければなりません。特にSAL Labでは情報収集は重要です。メールのやり取りにも加わってもらう必要があります。
というわけで、今回iMacを2台導入しました。1台はシンコさん用、そしてもう1台がSAL Labのジャックさん用です。
iMacというのは昔からずば抜けたCPの良さで認識していましたが、改めて今のスペックを見て少し驚きました。21.5インチのワイドディスプレイで、プロセッサは2.7GHzクアッドコアのIntel Core i5、メモリも8GB積んでHDDは1TB。ワイヤレスのキーボードとマウスが付いてこれで4万3千バーツしないのです。もう十分でしょう。
もちろんもっと安いWindowsPCはいくらでもあるでしょうが、オールインワンの一体型で、メンテナンスが容易で、なによりデザインの美しいマシンとしてはもうこれで十分です。
というか、ぼくはMac以外のパソコンをまともに扱ったことがないのです。最初に買ったのがPlusでメモリが1MBで、並行輸入の英語版を買ったので漢字Talkがまだなくて……、と昔話はやめます。

そのiMacですが、市内のショップで買って車で会社に運び、「This is your new PC. Please!」とジャックさんに言うと、キャーキャー言いながら満面の笑顔で「コープンカー!」と喜んでくれたのですが、どうもすぐに箱から出してセッティングをする気配がありません。皆で箱を開けてキーボードやマウスの収納具合や、緩衝材の使い方、パッケージとしての機能性や面白さを検分したかと思うと、またきれいに箱詰めしてしまいました
しばらく経ってからまたそっと見てみると、今度はどこかに仕舞ってしまったみたいです。大掃除がはじまるのでどこか安全なところに退避させたのか、どうやら週明けにセッティングするようです。きっとiMacにも専用の布カバーとか作ってくるのだと思います。(Jiro Ohashi)